ルノー・カングー(コカングー・KCK4M)をお迎えすることが決定!

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お迎えするカングーはこの年式(型)で「たぶんイエローw」のはず…!(画像はWikiPediaより/) Thomas doerfer - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

とあるご縁から、我が家にルノー・カングーをお迎えすることが決定しました。久々に「新規購入するクルマ」です。

もっとも「新規購入」といっても、およそ20年前のクルマ。通称「コカングー」と呼ばれているという初代後期型モデル(KCK4M)です。

カングーさんはラテン系欧州(フランス)車です。「出身国」こそ異なりますが、「ラテン系のクルマ」に乗るのは、実はこれで「連続3台目」です。我ながら「懲りないねぇ…」と。

ちなみにですが、ここまで乗り継いだラテン系の2台とは「ランチア デルタ HF インテグラーレ(8v)」と「ランチア デルタ HF インテグラーレ 16v」です。8v、16vあわせて20年近く乗りました。

しかし、年月とともに現所有車であった16vの維持が難しくなってしまい、「この先どうしよう…」と考えていたところに突如出現したのが「カングーさん」でした。

同じラテン系とはいえ、カングーさんはランチア・デルタとは「方向性」が全く異なるクルマです。旧いクルマながら「スポーツカー」から「実用車」に乗り替えた後のカーライフ、まだイメージできていません。そんな状況ですから、ドキドキとワクワクが入り混じった不思議な気分でいます。

まあそこは「乗り始めてからのお楽しみ」とします。何はともあれカングーさん、どうぞお手柔らかに!

「エボルツィオーネⅡ」の限定車「ジアッラ(黄色)」です。乗ってみたかった一台です。
「ランチア・デルタ」は、エボルツィオーネ(EVO)まで乗ったら「卒業しよう」と思っていたのですが、EVOの価格が高騰し過ぎてww とうとう手を出せませんでした!
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1467535

詳しい状態や走行距離をまだ知りません

カングーさんを譲っていただく条件として、次の情報提供・ご提示がありました。

  • カングーの「弱点」とされるタイミングベルトは交換済み
  • 各機関は好調(今のところ不具合、不調は無い)
  • これまで走行不能となるような故障、修復が必要なダメージ経歴は無い
  • 外観(塗装等)は年式相応
  • カスタマイズ等は無い(ノーマル)
  • 冬タイヤ(スタッドレス)は昨シーズン(2024年)購入した「ブリザック」附属
  • 車検整備渡し(現状必要なメンテナンス、消耗品交換)
  • 譲渡価格は「必要経費プラスアルファ」

実は前(二代目)オーナー、前々(初代)オーナーは「よく知っている人」です。どのような乗り方、使い方をされていたかは充分わかります。また、あえて聞いていませんが、尋ねればきっと各部の状態などを詳しく教えてくれるはず。

そのような「素性抜群のクルマ」を「破格の条件」にて譲っていただける。

これって、どう考えても「アタリ素材」だと思いませんか?
ジブンには、譲渡の打診を「拒む理由」を見つけられませんでした。

その反面、「譲り受けた者の責任」にプレッシャーを感じなくもありませんが…。

もっと言えば「カングーというクルマへの興味」も少なからずありました。「のんびり、ゆったり走れるクルマ、良いな」と思い始めていましたので。

それにしても実は、未だ走行距離、カングーさんの状態について詳しく知りません。ボディーカラーに関しても、「たしかイエローだったよな?」という曖昧さ。ここは納車になるまで「知らずにいよう」「お楽しみにしておこう」と思っている次第です。

何たって「そのくらいの緩さ」は許してもらえそう(?)なカングーさんですから!

コカングーさん「お迎え」にあたって気になっている箇所

お迎えするカングーさんの「機関(メカ)系」について不安が残るとしたら、4ATのミッションでしょうか。

もしミッションが逝ってしまったら「その時に対処を考えよう」「そこを〝寿命〟と考えるべきかもしれないな」くらい「ゆるめ」に考えています。今あれこれ心配しても「どうにも結論は出せない事柄」でしょうから。

ですが、何となく「予感」がして仕方ありません。カングーさんを気に入ってしまい「何とかしようと考えることになるのだろうな、きっと」などと。

ほか気になっているのは、ドアやウインドウ、バックドア周りのゴム(パッキン)類です。こうしたゴム系パーツの劣化の程度はおそらく「年式相応」なのだろうと思っています。

このコカングーさんは、つい最近まで現役として日常づかいされていたクルマですから、たぶん致命的にひどい状態にはなっていないのでしょう。

とはいえ過去の経験上、とにかく「雨漏りはイヤ」なので、気になってしまった次第です。

特にドアやウインドウ系のゴム類劣化は、北海道(北国)においては大問題です。

劣化が進んだゴム類は、水分が染み込みやすくなります。結果、凍てつく冬になると水分を含んだゴム類が見事に凍り付き、ボディに貼り付く状況が生じます。

そうなると「ドアを開けることさえままならない」という困った事態に陥ってしまうかもしれません。毎朝のように「お湯を用意して」というのもアレですしね!

ゴム類といえば、エンジンマウントや足周りなどのブッシュ類、ドライブシャフトブーツなども気になる箇所です。また、ショック(ダンパー)、バンプラバー、ダンパーシートなどの状態はどんな感じなのでしょう。

ボディ側では、外観にはこだわりません。後から「何とでもできる」からです。外観よりも各種マウント部の痛み具合、腐食の有無(程度)が気になります。

これらは乗り心地や操縦性、安定(安全)走行に直結する部分ですし、万が一にも「エンジンやミッションを落とすような事態」「ショックが突き抜けるような結末」は、決して迎えたくありませんので!

結局、個性が魅力的な「旧め(古め)のクルマ」が好きなのです

もっとも、こうした箇所への不安は「外車、欧州車だから」「ラテン系のクルマだから」とか「カングーさんだから」というわけではないでしょう。中古車、特に「ちょっと旧めのクルマにはつきもののチェックポイントだろう」と思っています。

人間サマだって年月とともに個性(個々の生活状況、これまで過ごしてきた環境)に応じて、多かれ少なかれ「不具合」は発生するものですよね。「精密に組み立てられた機械であるクルマ」であればなおさらでしょう。

ジブンたち人間サマであれば年齢や経験、生活環境、クルマであれば車齢や使用環境に応じた「お付き合い方法」「健康維持方法」があるはずです。人間サマも機械も等しく「メンテナンスフリー」ではありませんしね!

そうした点(経年変化)を理解しつつ、経済的負担を超えた「維持し続ける価値」「ともに過ごす楽しさ」を見出せるか否か。

もしかしたらですが、ちょっと旧め(古め)のクルマを維持しながら楽しむのって、ワンコやネコさんなど、人間サマ以外の「家族をお迎えする」のと似ているのかもしれませんね!