皆さまこんにちは!
つい衝動的に購入してしまったリュック(バックパック)タイプのカメラバッグ、TIMBUK2(ティンバックツー)・ESPIONAGE CAMERA BACKPACK(エスピオネージカメラパック)が、つい先日到着しました!
さっそく各部の確認と、短時間ながらですが、使用感などを。
それにしても、写真がイケてないです!これはどうしたことか。。近日中に撮り直して差し替えます!!
しかし「開封の儀」を押さえておりませんでした…。ちょっと盛り上がりに欠けるものですね。
容量は、カメラ機材を欲ばらなければ必要充分です。
このカメラリュック購入の目的は、次に挙げるモノたちとともに「自転車で移動する!」ということがメイン。
収納したいカメラ機材は、仕事に必要なものではなく、どちらかというと「好き勝手に撮る」ためのものですね。「今回はこれとこれ!」みたいに絞り込むことが多いので、収納する量は少なめです。
- カメラ本体【Canon EOS 7D(旧)】
- レンズ【EF-S24mm F2.8 STM】【SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM】【EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM(※これは持たないことも多い)】
- パソコン【MacBook Air 11】【ときどきiPad mini 2 】
- 太めの長財布
- 手帳
- A4またはB5ノート
- A4書類収納の薄めファイル
- ほか外出用小物類
まずは、これらのモノたちを収める「定位置」を決めたほうが良さそうです。
カメラ機材は、バッグ下部の専用スペースへ。
このスペースは、普通にカメラバッグです(^^;)。強いてポイントを挙げるなら、仕切りなどのクッション素材が少し肉厚?と感じられることでしょうか。
ペリペリっとしながら、好みの形に整えて…。ちょっとムリヤリ感を醸しつつ。。
この程度の機材であれば、余裕で収まります。フタは、外周部分がダブルファスナーになっており、下部を支点にガバッと開くことができます。
ちなみに「SIGMA 70-200mm f2.8をカメラに装着したまま収納できるサイズ」ということも、今回このTIMBUK2 ESPIONAGE CAMERA BACKPACK(エスピオネージカメラパック)を選択したポイントにもなりました。
ただし、他のリュックタイプやスリングバッグに設けられているような「速写に便利なサイド取り出し口」などはありません。また、「背面フルオープン」でもありません。
ジブン的には、この「割り切り方」が、当バッグ最大の特長であると捉えております。この点については、後半で触れてみます。
カメラ機材スペースの上部に「パーソナルギア」収納スペース。パソコンスペースはどこ?
パソコンはココですね!
パソコン収納スペースの内側は、起毛したキルティングが施されており、背中側にはクッション素材が縫い込まれています。
これならきっと、背中にパソコンの垂直具合?と固さは響かないでしょう。この辺り、背負い心地に強く影響しますので、けっこう大事だと思います。細かいところですが、グッドなポイントですね!
ちなみに、商品説明に「MacBook Pro 15インチまでOK」と書いてあったとおり、11インチのMacBook Airだと余裕たっぷりです。
続いて小物たち。
カメラスペースの上部に設けられている、フラップタイプのフタ付きスペースが定位置ですね。
ここはズドンと開いたスペースですので、荷物を「どんどん放り込む」というスタイルになります。
一応、このスペースの内側には小物用ポケットが付いていますが、収容量はあまりありません。名刺入れとモバイルルーター程度で満杯です。
ですので、それぞれの小物たちには、小分けにまとめる袋やケースを併用したほうが、モノを取り出す際などにゴソゴソせずに済むと思います。
見かけによらず、けっこう入るものです。全部しっかり収まりました!
しかもこのスペースは、いわゆる「ロールトップ」で、フタ?部分をクルクル巻き取って閉じることもできる袋状です。
このロールトップと、ロールトップを押さえるストラップがあるので、多少荷物が増えてしまったとしても大丈夫そうです。パーカーやウィンドブレーカー程度なら余裕で追加できそうな懐の深さです。
さらに釣り道具を!
そしてここに「釣り道具」を加えたいわけです。
- 6フィートのルアーロッド(テレスコピック/伸び縮みするやつです)
- 1000番台の小型スピニングリール
- 合計10個程度のスプーン、ミノーといったルアーを収めた小型ケース
リールは一応精密機器?との解釈で、カメラ機材スペースに入れるのも「あり」でしょうか?でも、防水の袋か何かに収めてからでなければ、カメラ機材に湿気を持ち込むことになるので、今回はやめておきます。
それにしても、思っていた以上にモノが入ります!
ロッド収納でちょっと困った…
と、ここまで順調。しかし、困った問題が起きました。
短く畳んだルアー用のロッドをどうしましょう…?
バッグが到着するまでは「三脚用のスペースに」と考えていたのですが、どうも甘い考えだったようです!
というのも、バッグへの三脚取り付け部分に設置されているのはストラップが2本のみだったからです。てっきり、下部に袋状になったポケットか何かが付いているものと思い込んでいました!!
さて、どうしましょう?
ロッドを受け止めてくれるポケットが無い状態ですと、運搬中にロッドを落としかねません。三脚の場合は、足のうちの一本を使って上のほうのストラップを跨(また)がせれば問題ないわけですね…。なるほど。
三脚取り付けストラップの反対側にはポケットが付いています。しかしストラップはありません。
う〜ん。
今一度、側面ポケット周りを見ると、ポケットを広げるための?小さなフラップが付いています。しかも、うまいことにループ状です。
ひもを通して強引に解決。これでいきましょう!
使い心地
肝心の使い心地は、とても良いです!気に入りました。
しかし、そもそも自転車通勤と仕事とプライベートな写真撮影と釣りまで楽しもう!という欲張りな企画です。欲ばった分だけ荷物も多くなり…。
それなりに重いです。。恐ろしくて計量する気になれません。
「重量級の70-200mm f2.8は要らないだろ!これだけで2kg近くあるぞ」
「いや、でも、川を絡めた風景撮りたいし…」
「パソコンだって、今日は使わないのでは?」
「だけど、急ぎの対応依頼とか入ってきたらどうする?外で記事書きたくなるかもしれないし…」
…といったせめぎ合いが、ジブンの中でしばらく続くかもしれません。
とはいえ、急ぎ対応とか外出先で記事を書くとか、可能性は限りなくゼロに近く…。
やはり現実的な判断・見極めが大事ですね。もしくは、重量に耐えられる体力を養うか…。
背中にピッタリとフィットします。
自転車でリュックを背負って走ると、とても背中が暑いということはわかりきっていたこと。敢えて書くまでもありませんよね。
このバッグの背面にはパッドが付いています。
一応ベンチレーション風のデザインがあったりしますが、柔らかく薄手のパッドですので、ほぼ背中にピッタリ張り付くかたちになります。そのため、ベンチレーション効果はほぼ無いです!
もう一つ、これもわかっていたことなのですが、重量物を背負って自転車に乗っていると、サドル上のお尻が痛くなるのが早いです。
荷物無しで数十km(数時間)走っていると襲ってくる「あの痛み」が、30分ほどでやって来ます。
まぁ、通勤プラスアルファ程度なら、全く問題ありません。そもそも、このバッグのせいではありませんし…。。
肝心の背負い心地は
中身が重いことを除けば、グッドな背負い心地です。
背面に仕込まれているプレート(材質不明)と、要所に縫い付けられている補強のための布地(ストラップのような丈夫そうなもの)のおかげで、キリッとした背負い感を得られます。
だからといって、背中へのフィット感が損なわれているわけではありません。
キリッと感、フィット感ともに「適度」であるところが、この背負い心地につながっています。
ウエストベルトを締めない場合の処理に困る…
ショルダー部分のチェストベルトを留め、本体中央部に近いところから伸びているウエストベルトも締めていれば、フィット感というか安定感が増して、自転車でも走りやすいです。
ウエストベルトのお陰で、肩への負担も減りますので、ジブンのように肩こりしやすい人でも大丈夫です、たぶん。
ただ、ウエストベルトを締めない場合は、このベルトがブラブラしてしまうところが、いただけないところです。くくりつけたり入れたりできる部分があれば良かったのですが…。
しかしまぁ、登山用ザックタイプのものほど大がかりなウエストベルトではないので、通勤や街中のカジュアルなシーンで使っても違和感は感じさせないと思います。
レインカバーも付属してました!
うっかり見落としてしまいそうでしたが、バッグ底面にベロクロ留めのポケットが付いており、そこにレインカバーが収まっていました。
自転車での使用前提で購入したバッグですので、出番は少ないとは思います。しかし急な雨などには、この備えがあると安心ですね。
人におすすめできるバッグか否か?
どっちつかずで申し訳ないのですが、これは、用途や想定しておくべき利用シーン、求めている機能によって「おすすめできる」とも「おすすめできない」とも言えます。
こんな使い方を考えている方に
繰り返しになりますが、このバックパックには、他のリュックタイプやスリングバッグに設けられているような「速写に便利なサイド取り出し口」などはありません。また、「背面フルオープン」でもありません。
「速写性能・機能」は求めず、カメラ機材プラス他の荷物を「運ぶ」ことにスポットを当てると、使い勝手が良いバッグです。
カメラ機材プラスその他の荷物を、機能面やファッション性能の面などを含め、あらゆる意味で「心地良く運ぶためのもの」と割り切って使う性格のバッグですね。
そういった割り切りができている方にはおすすめです。
速写機能面で言えば、やろうと思えば、ショルダー部分を片側の肩に掛けたままカメラを取り出すことはできます。
しかし、バッグごとずり落ちそうになったり、カメラを取り落としそうになる、あるいは収納していたレンズが転がり落ちる…といった事態を招きそうですので、止めておいたほうが良さそうです。
急な荷物増量!にも対応しやすいです。
バッグを下ろさずにカメラをサッと取り出し…といった「速写性能」が低い代わりに、多少の荷物増加には対応しやすいです。
ここは、さすがはメッセンジャーバッグで売ってきたブランド、TIMBUK2らしさが現れているところです。
例えば、帰り道のコンビニで「ワインを1本買って…」などは余裕ですね。その気になれば、350mlの缶ビール1カートンくらいは追加できそうです。 …って、なんで例えがお酒ばかり?
しかもそれなりにカッコいいですし、日常的に使っても違和感は感じさせません。カメラバッグになっているとは思われないと思います。普通にカジュアルなファッションにも合わせやすいはずです。
TIMBUK2ということもありますので、自転車との相性は抜群です。
ちなみに先日(金曜)の帰り道などは、TIMBUK2のメッセンジャーバッグを背負った方から、「これ、なんていうバッグですか?」と声を掛けてもらいました。
見慣れないバッグで、気になったそうです。「カメラバッグになっているんですよ」と伝えたら、「そうなんですか!」と驚いていました。
ところで、これまでに何個かTIMBUK2のメッセンジャーバッグを使ってきましたが、このバッグを購入して初めて「くっついてきたモノ」がありました。
これ、最初は何だか判らなかったのですが、「栓抜き」なんですって!
なんでも、本場?アメリカでは、メッセンジャーが休憩中「飲み物を飲むときに使いやすいように」と付けられたものなんだそうです。
日本だと、栓抜きが必要な飲み物は今やほとんどありませんから、ありがたみが薄いぞ!と。「メッセンジャー」が発祥のブランドということで、シンボル的なアクセントとして捉えておくことにします。
気になっています。& 今が買い時なのでは!?
購入時、そして購入後の今も、改めてAmazonさんや公式サイトを見ていて気になることが一つ。
Amazonさんでも公式サイトでも「値下げ」されてます
それは「値下げ」されていることです!値下げの意味するところが気になっているのです。
おそらく、それほど数が出る商品ではないからということが、値下げ理由の一つだと思います。
さらには、もしかしたら在庫限りで「廃番(カタログ落ち)」になるのかな?という推理。値下げされていて安く買えたことは嬉しいのですが、以後カタログ落ちしてしまったら、ちょっと寂しい気が。
あるいは、もっと良いカメラ向けバックパックが登場したらちょっと悔しいかも!
でもまぁ、こういったタイプのバッグを探している場合は、値下げされている「今が買い時!」だと思います!
実は購入時、こういう選択肢に迷いました
半ば衝動的に購入を決めてしまいましたが、このバッグと「どっちにしよう?」と迷っていたアイテムがあります。
それが、同じTIMBUK2から出ている「SNOOP CAMERA INSERT スヌープカメラインサート」という、メッセンジャーバッグ向けのアクセサリーでした。
既に持っているメッセンジャーバッグにぴったりですし、「いいかなぁ?」とも思っていたのです。
が、最終的には、肩への負担が少なくなるバックパックタイプを選択したのです。
メッセンジャーバッグを使っていらっしゃる方であれば、こちらの選択肢も「あり」ですよね!