こんにちは!
新しいスピニングリールを購入し、渓流釣りに行く気満々だったこの週末。しかし、残念ながらの悪天候。これ、やっぱり日頃の行い…なのでしょうか。。
渓流釣りが空振りに終わった週末、何とか〝落とし前〟をつけるべく起こした行動は「片づけ」だったのでした。
目次
部屋とベッドサイドの片づけをしつつ夜の友、愛読書を整理
夜ベッドに入り、眠りに就くまでの間「することが決まっている」という皆さまは多いのではないでしょうか。
そういうジブンは、読書です。
といっても、1、2ページも進まないうちに〝落ちる〟ことのほうが多いのですが。
そのせいで、ジブンのベッドサイド(枕元)には好んで読んでいる本、つまり愛読書が山積み…。
今日はその枕元に積まれた本の片付けをしつつ、ジブン的愛読書ランキングを作成してみました。
カメラ、写真関係の本が枕元にない理由とは!?
ジブンで不思議だったのが、カメラや写真に関する本が、枕元には極端に少なかったことです。
カメラや写真撮影上達法を考えない日はないですし、参考書籍や雑誌の類は、それこそ家中に山のようにあります。ですが、枕元には、ほんのわずかしか置いてありませんでした。もっと言えば、眠る直前にカメラや写真関係の本を読んだという記憶は、ほとんどありません。
その理由として考えられることは、次の1点のみ。
「そんな本を読んだら、眠れなくなってしまうから」という〝自己防衛本能が起動〟したせいだと思います。
興味を持っている分野で「適度に面白く、ほど良く難しい」本が、眠りに落ちるには最適!
面白すぎる/興味深い本ですと、先が気になってしまい、つい最後まで読み進めてしまうことになってしまいます。毎晩そんなことをしていたら、数日の内に「廃人」確定です。
かといって難解すぎる本の場合は、そもそも読む気がなくなってしまいます。
そのちょうど中間あたり。興味・関心がある分野で、ほどほどに難しく面白い本がジブンの枕元に集まっているのだということが良くわかりました!
今、興味・関心を持っている分野があからさまに。ベッドサイド愛読書ランキングBest5です。
ここ数年、大きな変動はないと思います。しかし、こうして改めて並べてみると、何か新しいジブンに出会ったような気分になるところが不思議。また、ちょっと「恥ずかしいなぁ!」という気分にも…。
そして、ランキング形式にする難しさ。今回は、ほぼ今現時点での「興味分野順」となっていることと思います。。
第5位:『元素生活』(文庫版)
「化学とか元素とか興味ないし」という皆さま、ちょっと待ってください。
「元素」をキライになった理由は、たぶん「水兵リーベ僕の船…」などといった〝暗記もの科目〟としての経験しかなかったせいです。まさにジブンもそうでした。
しかし、よくよく考えてみると、ジブンのカラダはもちろんカメラやCFカード、SDカードといった記録メディアだって、全て元素のおかげで成り立っているわけです。そう考えると、ちょっとロマンすら感じてしまいませんか!?
そして本書では、一つひとつの元素が顔を持ったキャラクターとして描かれたイラスト(マンガ?)として紹介されていて、「水に入れるとダイバクハツする」などといった〝ネタ〟も楽しめます。
夜な夜な、クスリと笑いながら、幸せな気分?で眠りに落ちることができます。
第4位:『山はどうしてできるのか』講談社(ブルーバックス)
ジブンは山(登山)や渓流釣り(特に源流域での釣り)が趣味のひとつです。山や沢を「登る」という行為、楽しみからは〝ちょっと離れた地点〟にありますが、「どうしてこのような地形ができたのか?」という「?」が浮かんできたら本書を手にする絶好のタイミングです。
北海道でいえば日高山脈や大雪連峰、様似のアポイ岳に関する〝新たな魅力発見〟にも繋がっていくと思います。
本書の弱点は、読むほどに「山に行きたくなる」ことです。
第3位:『海はどうしてできたのか』講談社(ブルーバックス)
第4位の『山はどうしてできるのか』講談社(ブルーバックス)と同じシリーズ、同じ著者による本です。
山の次は、海が気になりませんか?ジブンは、この流れで本書を手にしました。
東京出張時、出発時刻までの時間つぶし気分で立ち寄った羽田空港の書店で購入したという記憶があります。
山ができる理由は海にある。より正確に言うなら「海底にある」というべきです。そして、地球上の生命誕生から現代に至る大まかな荒すじを把握することができます。
海水浴シーズンを迎える時季でもあります。「どうして海の水は塩からいのか?」というお子さまや、もしかしたら彼女からの質問に答えるためにも、ぜひ一読をおすすめしておきます。
第2位:『禅の言うとおりにやってみよう』大和書房
禅には以前から興味を持っていました。
しかし、どうも「敷居が高そう」とか「スピリチュアル過ぎて近づきがたい…」などといった気持ちがありました。
そうした気持ちを一気に解きほぐしてくれたうえに、「そういうことだったのか」という、禅に対するあれこれの疑問や迷いを解消してくれたのが本書です。
内容や展開は、言ってみれば「入門/ビギナー」レベルです。しかし、日常生活において「禅を少し意識するだけで、いろいろな変化を認識できるようになる」という気づきが得られるという意味では、一読の価値があると思います。
ジブン的には何より、眠る直前に読むと「明日はこう行動してみようかなぁ…!?」と、前向きな気持ちになれることがポイントだと思っています。
第1位:『地球進化 46億年の物語』講談社(ブルーバックス)
初の愛読書ランキング第1位は、これまた講談社ブルーバックスでした。たぶんジブンは「ブルーバックスLove」です。
本書を読み進めるためには、できれば「予備知識」があったほうが、より楽しめます。
といっても、それほど専門的ではなくて構いません。
それに、記述(書かれている言葉)自体は、本当に普通に読むことができますのでご安心ください。
第4位、3位に挙げた二冊や、余力があれば、これまた講談社ブルーバックスの『図解・プレートテクトニクス入門(なぜ動くのか? 原理から学ぶ地球のからくり)』あたりを事前に読んでおくことで、10倍以上楽しめます。
予備知識がなくても、何度か読むつもりでいれば、そのうち楽しめるようになります。
ジブンも、1回目は何だかよくわかりませんでした。
2回目で「何のことを述べているのか?」がわかりました。3回目に「なるほど、そういうことか!」が理解でき、4回目くらいで「面白い!」と。
このプロセス、ジブン的「入眠儀式」としては最適でした。
そこそこ面白く、そこそこ難しい。読み進めながら発見がありつつ、アタマと文字を追う目が疲れてきて、そのうち眠りに落ちる。だから何度も読み返したくなるワケです。
そして、面白さがわかってしまえば「こっちのもの」です。
時空を超えて、今ジブンの足下にある地面や、山や川で目にする岩石、あるいは「水辺の藻」や「へんな生き物」にさえ愛着?を感じられるようになるかもしれません。
人によっては「妙な夢」にうなされるかもしれませんが、とにかく、本書の展開や記述、語句に慣れてしまえば「不思議な浮遊感(帯で脳研究者・池谷裕二さんがそう述べていました)」を味わうことができます。
…ランキングは難しいけどおもしろい!
そのうちまた、愛読書ランキングにチャレンジしてみます。