こんにちは!
身近すぎて、これまで見向きもしていなかった漁川(いざりがわ)で、晩夏のフライフィッシングに挑んできました。8月下旬のことです。
そうしたら本当にいましたよ、オショロコマくん。サイズは小さめだけけど、魚影は濃かった!
目次
札幌都心部から約1時間。どうしてここにオショロコマ!?
「漁川にはオショロコマがいるよ!」
いつも釣り仲間から聞かされていたのですが、正直にいえば「いるのかも知れないけど、そう簡単に出会うことはできないんでしょ!?」と、話半分で聞き流し続けてきました。
が、「釣りに行きたい熱」に冒されていたこの夏、遠出がはばかられる新型コロナの〝おかげ〟もあって、札幌の近場で楽しめそうな釣り場を求め、〝とうとう〟漁川へと繰り出してみたのでした。
そうしたら、本当にいましたよオショロコマくんたちが!
サイズは小さいけど、そこかしこで釣れまくってしまう…!
入渓者が多いと聞いていましたので、ここぞという大場所はそこそこに、夏の釣り的な「瀬」を中心に狙ってみたのでした。
そうしたら、それはそれは、一投ごとに確実にアタックが!
ですが、サイズは小さい。。チビッ子くんたちの〝必死のアタック〟が、何だかとても愛らしい感じです。
せっかくの機会なので「魚を写真に収めておこう」と、フックサイズを16番まで落としてみました。
その結果としては、「これはやばい」という感じ。本当に、一投ごとに釣れてしまいます。。
最小サイズ:約10cm、最大サイズ:約25cm。カウントはしていませんでしたが、たぶん十数匹はキャッチ。
それにしても、どうしてここにオショロコマ!? もともと居たのでしょうか。
どうしても「釣り熱」を抑えきれなくなったときに訪れてみると良いかも、漁川。
道東(日高山脈の東側)では、さほど珍しくない魚種だと思います、オショロコマ。
ですが、札幌から〝この距離〟で出会うことができる魚だとは思っていませんでした。遠出(遠征)するだけが釣りではないですね!
今日のジブンのように、「釣りしたい!」という気持ちを抑えられそうになくなったとき、ちょこっとクルマを走らせただけで、こんな魚と出会える幸せ。
いや、こればかりは何にも例えがたい幸せ。札幌在住で良かった!
使用タックルと狙いどころ
ぶっちゃけ、ルアーでもフライでも「ズボラな釣りが得意」なジブンのタックル情報が役立つとは思えないのですが、念のために記しておきます。
【ロッド】
ORVIS 7’11” #4(オービス・セブンイレブン/#4)
【ライン】
DT-4F(#4のダブルテーパー/遠投の必要は無さそうでしたので)(実際、ほぼ〝リーダーの釣り〟でした。)
【フライ】
エルクヘアカディス(ボディ材無し/ハックル+ウィングのみ)
#12・#14・#16
こんな感じです。なんの工夫もありません。。せめて、テレストリアルパターン(アントとか)を用意していれば、もっと楽しめたはずですよね。
サオ抜けしそうな瀬周辺を重点的に!
で、本日の狙い所としては、サオ抜けしていそうな「なんでもなさそうな瀬」と「瀬に続くゆるゆるのたるみ」とし、重点的に攻めてみました。
そうすると、「こんな浅い瀬には居ないだろう…」な瀬から、果敢なアタックが続出。
「本日の最大サイズ(25cmほど)」が出たポイントは、のんびり気分で「久々の釣り、リハビリみたいなものだし…」などとかなり油断して流していた、それはそれは「浅〜い瀬」からです。普段なら、バシャバシャと流れを歩きながらの遡行や徒渉を考えるような流れからでした。。
ゆえに、タイミングやその日の状況によると思いますが、なんちゃってフィーディングレーンに乗せられれば「確実にアタックがある」という意識でフライを流しましょう。とてもシビアな状況下でのサイトフィッシングというつもりで、常に集中して挑むのが吉とみた!
そして、思いがけず、20cmオーバー(たぶん漁川では、そこそこのサイズであるはず)の「グニュっ」という感じのアタックを逃さないようにしてくださいね。
…あー、まだ釣りし足りません。。抱えている仕事をほっぽらかしてでも、また行きたい!