人生初の皆既月食撮影
月食を撮影するのは初めてでした!
最適なカメラ設定の知識もあいまいなままに、とりあえず撮ってみた画像です。約4分間隔で撮影した画像を合成・トリミングしました。
使用機材と設定
EOS 7D
EFS 15-85mm(85mm)
ISO 1600
F8〜6.3
1/4
どうしたら月をキレイに撮ることができるのか!?
たまに満月を撮影したくなり、これまでにも何度か、ベランダから撮ったりしていました。
が、いつもは、どうも月のカタチが崩れてしまっている(モヤっとした)画像が多く、「どうしたらキレイに撮れるのか?」が課題でした。お気に入りのEFS15-85mmで撮るという、無謀?な前提条件付きで、です。
これまではISOを上げてF値は開放。シャッタースピードを稼ぎ、「エイヤッ」とばかりに撮影していたのですが、今夜は「そこのところから改めてみよう」とあれこれ考えて挑んでみたのでした。
F値(絞り)とシャッタースピード、ISO感度の関係見直し、マニュアル・フォーカス、そして2秒タイマーレリーズ。そのうち今回初めて試したのは、「F値(絞り)は開放にしない」という点でした。
F値(絞り)とシャッタースピードでシャープさを保つという基本の重要さを実感
今回の皆既月食撮影では、絞る/F値を上げる効果はてきめんでした。これまでに撮った月の写真と比べて、ぼんやり感やにじみ感が少なくなって、気持ち良くシャープです。これはいろいろな場面で応用が効きそうです!
「下手くそなりに」ではありますが、撮りたかった写真に一歩近づくことができました!!
仕上がりにそこそこ満足しつつも、次に気になったのが画面いっぱいに広がる「白いプツプツ」です。これは何? もしかして、レンズやセンサーの汚れだったりするのでしょうか?あるいは単なるノイズ?または、撮影時に浮遊していたホコリとか??
…気になります。。
次の皆既月食は2015年4月4日
次に楽しめる皆既月食は、来年2015年4月4日だそうです。
意外に残り時間はわずかですね。この日を目標に定めて、撮影技術アップに努めたいと思います。
そのためには、何といっても数をこなさないとダメですね。ついつい、機材や周辺機器に目を奪われてしまいがちになるのがジブンの悪いところ。
カメラに関する物欲はしばらく封印。今回の皆既月食撮影で学んだ「基本」に立ち返って、撮影技術を磨いていこうと思います。