真冬の衆議院議員選挙(総選挙)「投票日は2月初旬〜中旬予定」は、〝18歳〟には本当に申し訳ないタイミングと思う

大通公園の氷像-マジックアワー

また選挙が行われるのですね。今度は衆議院議員解散による総選挙とのこと。

今回の選挙に至る経緯、選挙戦の行方、政治・経済への影響などを話題にするつもりはありません。

ですが、どうもかなり〝おとなの事情寄り〟の選挙ゆえ、特に選挙が実施されることになりそうなタイミング、選挙戦、投開票が行われる予定とされる「スケジュール」に関して「思うところ」がいくつか。

真冬、雪の季節に行われる選挙ゆえの課題が気になりますが、それ以上に、選挙権を得たばかりの18歳の皆さんの状況に気づき、頼りない先輩ながら、おとなの一人として「申し訳ない」と。

選挙権を得たばかりの18歳の多くは「受験生」では?

投票用紙-イメージ

もし自分が、選挙権を得たばかりの「18歳」かつ「受験生」だったら?

もし自分が、選挙権を得たばかりの「18歳」かつ「受験生」だったとしたら。


参考
選挙権年齢 -選挙期日との関係-参議院法制局

正直なところ「何て迷惑な時期に」「受験生のことなんて考えてくれていない」などと思ってしまうかもしれません。

入試対策の追い込みでピリピリしているところに、「よろしくお願いいたします!」などと大音声で叫びながら走り回る選挙カーが頻繁に現れたら。

そのうえ、目前に迫った受験のことで頭が一杯なのに、「投票は国民の権利」「公約などをしっかり確認」「投票へ行きましょう」と言われても。

さらには、受験日と投票日が近い場合は特に、「選挙、投票どころではない」という気分になってしまう可能性が高い。

そうした状況を想像したのです。

「18歳選挙権」の意義、価値が薄れかねないタイミングの選挙

もちろん日本国民全てが受験生ではありませんから、「たまたま不利益を感じる層が生じてしまったタイミング」ということになるのでしょう。

しかし、受験も初めての投票も、長い人生における「重要な出来事」であるはず。感情論にすぎませんが、この状況は「選挙権を得たばかりの18歳、受験生」が気の毒すぎます。

「初めての選挙(投票)機会」が「受験とカブってしまった」ことが「トラウマ」となり、「不信感や反感の源」にならないことを願ってやみません。

真冬の積雪期、降雪期ならではの問題に関して

ここ北海道はもちろん、日本列島の日本海側や山間部など積雪・降雪がある地域では、「投票に出掛ける」という行動に制限が生じやすい季節、タイミングです。

過疎化、高齢化が進んでいる地域では、より一層「困難が増す」のではないでしょうか。

他の季節には雨(大雨)や台風に見舞われる可能性がありますので、一概に「冬だから」というわけにはいきませんが、投票日が降雪、大雪、吹雪などの荒天に見舞われれば、それだけで「投票率」は大きく落ち込むでしょう。

2月初旬〜中旬は、降雪や大雪など、荒天が訪れやすい季節です。

「選挙ポスター掲示板」を立てる場所は「雪に埋もれている」問題

選挙ポスター掲示板

選挙ポスター掲示板設置には、真冬は「除雪の必要」「凍った地面に立てる苦労」があり、人手や時間、費用が余計に掛かるそうです。ごもっとも。

北海道でもニュースネタになっていましたが、選挙ポスター掲示板を真冬に立てるとしたら、まずは「除雪から」が必然。その分「人手が足りなくなる」「余計に時間、費用が掛かる」と。また、凍った地面に掲示板を立てる苦労も生じるようです。

なるほど、ごもっとも。

我が家直近の選挙ポスター掲示板の「定位置」は、公園脇のフェンス沿いです。この場所、今はすっかり雪山となっています。この雪をどかしてから掲示板を立てるとしたら、なかなかの大仕事です。

どのような選挙戦、選挙活動になるのだろう?

選挙ポスター掲示板の問題だけでなく、たぶん「街頭演説会」などの実施は雪国では難しく、現実的には「実施困難〜不可能」だろうと思います。

札幌を例に挙げれば、積雪によって道路幅が狭まっており、「車を止めて演説を行う」のは現実的ではないでしょう。強行した場合、交通に迷惑な状況が生まれ、反感を買いかねません。

また寒さが厳しい時期ですから、長時間にわたって足を止める有権者はどの程度いらっしゃるものでしょうか。札幌市中心部であれば、多くの人が「地下街」や「地下通路(ちかほ)」を利用しているという現実もあります。

となると、よく「空中戦」といった〝選挙用語〟で表現される、インターネットやテレビが〝主戦場〟になるのでしょうか? 今どきですから、おそらくインターネット上になるのでしょう。

ちなみに前述の「街頭演説」や「ビラ配り」などのことを、選挙用語では「地上戦」というそうです。ちょっと〝物騒な用語の数々〟ですし、少々〝昭和風味〟で〝前時代感〟がありますね。

選挙戦最終盤や投票日近辺は「さっぽろ雪まつり」とカブる?

さっぽろ雪まつり-メイン会場(大通公園)

報道されているとおりのスケジュールであれば、選挙戦最終盤〜投票日近辺は「さっぽろ雪まつり」とカブリます。

札幌では、多くの観光客で賑わう「さっぽろ雪まつり」の期間と、選挙戦最終盤から投票日の辺りが、まともにカブることになりそうです。

自身の票獲得には結びつかない、他国や他地域(選挙区外)から訪れている「観光客だらけの札幌都心部で選挙活動を行う候補者は少ない」と思いますが、それでも、フタを開けてみないことには「どんな状況になるのか?」はわかりません。

少なくとも、「さっぽろ雪まつり」のメイン会場がある中央区近辺の有権者が投票に出掛ける際、多少の影響(道路混雑など)を受けることは考えられます。

また、多くの観光客が訪れる時期でもありますから、感染症(インフルエンザや新型コロナなど)流行の心配もあります。

36年ぶりという真冬(1月)の解散、総選挙の結果はいかに?

ほか、気になっていることは幾つもあります。

とにかく、今回の〝異例ずくめという選挙〟が日本のためになること、明日への希望につながる結果になることを願っています。

雪の中大変かもしれませんが、投票には行かねば!