余市町の海岸に立つ「えびす岩」に似ているのは何だったっけ!? 積丹ドライブと社会問題に接点あり!

余市町の夫婦岩-えびす岩と大黒岩 北海道LOVE

先日、所用で積丹半島を訪れました。

「釣り、登山目的ではなかったこと」また、「積丹のウニを食せなかったこと」が(とても…)残念ではありましたが、天気が良くドライブ日和であったので、まあまあ気分良く往復。

札幌市内からは、高速道路(後志道)を利用すると一気に余市まで到達できます。道路状況にもよりますが、2時間ちょっとで神威岬に到着です。

積丹半島、ずいぶんと近くなったものです!

えびす岩、大黒岩、ローソク岩などの奇岩を思い出しながら国道229号をドライブ

余市で高速道路を降りてから走る国道229号は、1996年(平成8年)2月に起きた「豊浜トンネル崩落事故」後、順次リニューアルされていきました。

旧国道時代、急カーブや狭く古いトンネルが続いていた難所のほとんどを、今は広く明るく走りやすいトンネルで通過できるようになりました。おかげで積丹半島へのドライブは、かなり楽になったのでした。

その代わり、海岸線に連なっているはずの「えびす岩」や「大黒岩」などといった奇岩の多くは、国道からは見えなくなってしまいました。

この点だけは、残念と言えば残念

奇岩の光景を楽しむためには、現在の国道229号を外れて「立ち寄る」必要があります。

夫婦岩「えびす岩」と「大黒岩」へのアクセス方法
【クルマ】国道229号「ワッカケトンネル」の手前(余市側)から脇道(旧国道)へ入る
【Googleマップ】https://maps.app.goo.gl/DRWCuCq2po25cTkWA
えびす岩・大黒岩ビューポイント

◆国道229号を「ワッカケトンネル」の手前(余市側)から脇道(旧国道)へ折れて「えびす岩」「大黒岩」へ。

そういえば、えびす岩って「何かに似ているな!」

道すがら、いくつかのトンネルを通過しながら海岸線に立っているはずの奇岩の数々を思い出していました。

そしてふと、「夫婦(めおと)岩」と呼ばれることもある「えびす岩」と「大黒岩」のうち、えびす岩の姿がアタマに浮かんできたのでした。

何しろえびす岩は、倒れずにいるのが不思議なほど危うい姿をした、まさに奇岩中の奇岩。

これがえびす岩!

◆これがえびす岩です。倒れそうで倒れない不思議! 天然ロックバランシング!?

ゆえに…

「えびす岩って、まだ立ち続けているのだろうか?」
「倒れたという話は聞かないから、たぶん立っているのだろう…」

と。そして同時に、

「えびす岩の形って、何かに似ているな…」
「何だったっけ!?」

とも。

しかし、そのときは「えびす岩が何に似ているのか?」などと深く掘り下げることもなく、「何かに似ていると感じた」ことすら、自宅に帰り着くまですっかり忘れていたのでした。

バタフライチャートの代表格、「人口ピラミッド」だ!

積丹半島訪問を終え、無事自宅へと帰り着いてひと息。

よく冷えた缶ビールを「プシュッ」、「プハ〜っ」などとしながら行ったメールチェック中、添付資料の中に「日本の人口構成ピラミッド」を見つけました。

たまたま、現在取り組んでいる「とあるお仕事(案件)」の関係者から送られてきた資料データのひとつです。

添付資料のファイルを一つひとつ確認しつつ、いよいよ「日本の人口構成ピラミッド」を開いたところ、

「…あれ!? どこかで見たような姿だな」
「これって、えびす岩だ!」

積丹ドライブの途中、アタマに浮かんだ「えびす岩って、何かに似ている気がする…」が、この添付資料で一気に氷解!

実は今の今まで忘れていたわけですがw、ちょっとスッキリww

下記の「ピラミッド図」は、お仕事関係者の了解を得たうえで作り直した画像です。

日本の年齢別人口構成ピラミッド

いかがでしょう? 余市町「えびす岩」と似ていると思いませんか?

今のところ、人口ピラミッドの根元は「当面は、何とか持ちこたえられそうかも…」ではありますが、今のままでは「どんどん先細り続け、危うくなっていくことは確実」です。

余市町・えびす岩と大黒岩

◆左がえびす岩、鳥居が立っているのが大黒岩です。

そうするとますます、「えびす岩」の姿に近づくことになるわけです。

「今にも倒れそう…」
「この先、いつまで立っていられるのだろう!?」
「地面をドンと踏み鳴らしたら倒れちゃうかも…!?」

こうした状況(姿)を「面白がる」のは〝不適切にもほどがある〟とは思いつつ、とりあえず〝難しいこと〟は抜きに、

「人口減少の加速化」
「人口が減少し続ける社会状況の危うさ」
…etc.

を、ひょんなことから【体感】することになった出来事だったのでした。