年越し(年末年始)帰省から帰宅したところ、あれっ!? 電気(照明)がつかない!
よくよく確認してみると、電気(照明)がつかないどころか、家中の電源が全て落ちている状態。
真っ先に疑ったのはブレーカー。思った通り、「切」になっているスイッチ発見!
帰省で留守だったのに「なぜ?」と思いつつも、さっそく「入」側へとスイッチを切り替えてひと安心……
のはずが、そのスイッチは勝手にカチンと「切」側に。何度繰り返しても同じ。。
そのときの気分は、誠に不謹慎ながら、フクシマで起きた「全電源喪失」に等しい気分だったかもしれません。
本当に呆然としてしまい、しばらく「何をどうすべきか?」の判断ができませんでした。
日頃からの備え、せめて「【緊急時連絡先情報/一覧】程度は用意しておくべき」といった心構えの大切さを実感したのでした。
「漏電ブレーカー」のスイッチを「入」に切り替えられない!
自宅は賃貸マンション。帰宅時、他の部屋には明かりが灯っていましたから、停電ではありません。いわば「ひとり停電」という状況です。
もちろん、電気代が口座引き落とし済みであることは年末のうちに確認していましたので、滞納による供給停止でもありません。
ひと呼吸おき冷静に点検してみたところ、ブレーカーが落ちていました。しかし、「入」に戻しても、すぐに「切」側に切り替わってしまいます。
困った…。これでは暖房用のストーブも点火できません。さ、寒い。
加えてその日は1月1日元日です。通常の〝窓口〟は年末年始の休業期間中。そのため、修理依頼のための「【連絡先探し】に手間取ってしまった…」という次第でした。
※休日や夜間など、通常の【営業時間外の連絡先】が、最後の方で案内されます。
北海道電力(北電/ほくでん)への「連絡先探し」で検索・参照したWebサイト
最終的に「電話した」のは、2番目の『お近くのほくでんネットワーク一覧』から探し出した、住んでいる「エリアを管轄(かんかつ)している連絡先」でした。
しかしこれ、未だに「正解だったのか否か」は不明です…。
このあたり、今回のような経験はレアケースかもしれませんが、北海道電力(北電/ほくでん)さんには、「ケースメソッド」や「FAQ」の充実など、本当に困ったときに【直ぐに連絡先を見つけやすい情報提供】を切に望みたいです!
「平時」ならこちら。でも、いま直面している状況とはちょっと違う…!
上記ページに記載されていたのは、次の画像のような情報でした。
いずれも、いわば「平時」に手続きするであろう情報項目が主。ジブンはあいにく「ほくでんガス」は利用していませんので、緊急事態は緊急事態でも「ガス漏れ」や「ガス機器トラブル」ではなく…。
連絡したのはコチラの情報(ほくでんネットワーク)でした
ここまで来るともう、「藁(わら)をも掴む…」ような気持ちになってくるものです。
しかしながら、今ジブンに起きているトラブルは、このWebサイト上に書かれている「停電」や「電柱」「電線」などの「破損」といった【インフラ的重大事】ではありません、今のところ。。
ですので、「本当に〝ここに電話して良いのだろうか…!?〟」という疑念含みにて電話を掛けてみることに。
この案内ページ上に記されていたのは、下記画像のような情報でした。
それでも〝勇気〟を振り絞り、「ダメ元」で、ジブンの居住地(住所)を管轄している「ほくでんネットワーク営業所」へと電話を掛けてみました。
しかし、聞こえてきたのは、「年末年始で休業中です…」という自動応答音声。
「…やっぱりなぁ。。」「…そうだよなぁ。。」と半ばあきらめの心境にて、音声案内途中で〝離脱〟してしまいました。
その後、どれほどWeb検索してみても、結局は「同じ連絡先情報に至る…」を繰り返すばかり。
そして、この〝思い込みによる諦め(自動温泉案内からの途中離脱)〟が【大きな敗因】と気づくのは約30分後のこと。
「今夜はホテルを探して泊まろうか…!?」などと半ば根をあげつつ、「最後にもう一度かけてみよう…」と、先ほど「ダメ元」で掛けた番号へと再コール。
自動音声や音声ガイダンスは、最後まで聞きましょう!
虚しく響く「自動音声」が流れるに任せていたところ…、
「…それ以外の〝緊急時には〟」などと〝うっすら聞こえて来る〟ではありませんかっ!
「それ!」今ほしい情報は「それです!!」と。。
その後、点検・修理依頼を終えてからおよそ1時間半ほどで、我が家の電気が復活!!
原因は、【漏電ブレーカー】の故障でした。ガチな漏電ではなくて、ホントに良かった…!
とにかく、お正月(元日)の夜にも関わらず点検・修理に「駆けつけてくれた技術者さん」が、ものすごく【神】に見えました! 本当にありがとうございました!! と同時に、インフラ企業が担う重責や業務について、改めて考えさせられたのでした。
今回のトラブルからの復旧について振り返ってみると、結局のところ「どうせ休みだろう…」という思い込みによって、【大切な情報】を聞き漏らしてしまったが故に寒い思いをすることになった〝二次災害〟のようなものです。
この経験を通じて得られた教訓としては、緊急時こそ「情報収集は、冷静かつ丁寧に」。また、「平時」にこそ、【情報収集】と【情報蓄積】を行っておくべきということ。
それが、このお正月の出来事だったのでした。